一軍監督の仕事
育った彼らを勝たせたい
常勝チームになるための「スワローズ・ウェイ」と は何か?
| 著者 |
髙津 臣吾
著 |
|---|---|
| ジャンル |
書籍
> 光文社新書 |
| 出版年月日 | 2022/04/30 |
- 書店発売日
- 2022/04/11
- ISBN
- 9784334046040
- 判型・ページ数
- 272ページ
- 定価
- 968円(税込)
- 配信日
- 2022/04/12
選手たちが作った輪のなかに進んでいくと、驚いたことに、みな泣いていた。
青木宣親。山田哲人に村上宗隆、川端慎吾。
石川雅規、そして中村悠平も泣いていた。
付き合いの長い青木の涙を見たら、こっちまで泣きそうになったので、伏し目がちにしていた。
どれだけ、みんな苦しんだんだろう。本当に勝てて良かった。つらかったからこそ、流せる涙もある。
泣きじゃくっている選手たちを前にして、最初に出てきた言葉は「おめでとう」だった。
僕としては、とにかく選手たちを讃えたかった。なぜなら、日本一を獲ったのは選手たち自身だからだ。お前らすごいよ、本当によくやったよという気持ちでいっぱいだった。
(本文より)
髙津臣吾(たかつしんご)
1968年広島県生まれ。東京ヤクルトスワローズ一軍監督。広島工業高校卒業後、亜細亜大学に進学。90年ドラフト3位でスワローズに入団。93年ストッパーに転向し、チームの日本一に貢献。その後、4度の最優秀救援投手に輝く。2004年シカゴ・ホワイトソックスへ移籍、クローザーを務める。日本プロ野球(NPB)、メジャーリーグ(MLB)、韓国プロ野球、台湾プロ野球を経験した初の日本人選手。独立リーグ・新潟アルビレックスBCでは選手兼任監督としてチームを日本一に導く。14年スワローズ一軍投手コーチに就任。15年セ・リーグ優勝。17年より二軍監督、20年より一軍監督。21年セ・リーグ優勝、20年ぶりの日本一に。正力松太郎賞受賞。22年野球殿堂入り。NPB歴代2位の通算286セーブ、史上二人目となるNPB/MLB通算300セーブを記録している。
髙津 臣吾


